株式会社富士薬品の評判・口コミまとめてみました


富士薬品とは・・・会社紹介

株式会社富士薬品は配置薬販売事業からスタートした会社です。現在では配置薬販売事業とドラッグストア事業という2つの販売路と、それを支える医薬品製造事業という製販一貫体制のビジネスモデルを持つ「複合型医薬品企業」として業界をリードしています。

株式会社富士薬品は1930年2月に富山市で配置薬販売事業をスタート。その後1954年4月にさいたま市に本拠を移し、法人化しています。

現在では、全国に300か所の営業拠点を構え、利用者は家庭、法人を合わせると、350万軒になり、配置薬の分野では業界1位です。

また、富士薬品では、1997年からドラッグストア店舗を拡大させる戦略をとっています。「地域で一番信頼されるドラッグストア」をコンセプトとする直営の「ドラッグセイムス」をはじめ、グループ会社を含めると全国に1200店舗の調剤・ドラッグストアを展開しています。

また、富士薬品は自社の工場でプライベートブランドの一般用医薬品を中心とした生産も行っています。テレビコマーシャルでもおなじみの風邪薬の「ジキナ」や胃腸薬の「新富士胃腸薬」などがよく知られています。これらの製品は配置薬やドラッグセイムス等で販売されています。

また、1991年より医療用医薬品の研究開発や製造販売にも取り組んでいます。医療用医薬品の開発では、高尿酸血症治療薬「トピロリック錠」の新薬開発に成功。2013年9月より製造販売を開始しています。

富士薬品に関する評判

富士薬品は医薬品の研究開発と製造販売一貫体制のビジネスモデルを持つ「複合型医薬品企業」として業界をリードしていますが、環境への取り組みも積極的に行っていることでも高い評価を得ています。
このことは、富山工場では2007年に、2014年には富山第2工場も富山工場と合わせてISO14001認証を取得していることからもうかがえます。「富山の自然環境及び工場周辺環境との調和を図りながら、工場敷地の緑化保全・推進に努める」ことを環境方針の一つにかかげ、緑地の維持管理のため担当部局を設けるなど、工場緑化の維持管理に取り組んでいるそうです。
工場の沿道周辺に植えられたケヤキやサクラ、ツツジ、カリンなどは季節ごとに色とりどりの美しい花を咲かせ、周辺住民に楽しまれ、大変喜ばれているそうです。

また、富士薬品は自社工場周辺の学校や公共施設、住宅街等の地域社会とのコミュニケーションを大切にしていることでも評判です。その一環として、社員とその家族が参加する工場周辺地域のごみ拾い活動を行っているほか、地域の人たちの工場見学の受け入れを行うなど、地域とのふれあいの機会を積極的に持つよう取り組んでいます。配置薬から始まった人とのつながりを大切にする富士薬品の姿勢が感じられる一面です。