三菱重工業の評判・口コミまとめてみました


三菱重工業とは・・・会社紹介

三菱重工業株式会社は、三菱財閥二代目の岩崎弥之助が1884年に工部省長崎造船局の払い下げを受けて長崎造船所をはじめたのが創業です。船舶・航空機・産業機械などが主力製品ですが、戦闘機・ヘリコプター・護衛艦・戦車などの製造もてがけており、この分野では防衛省への納入実績が第一位の企業です。また、鉄道車両の製造や産業向け工作機械・ETCシステムの製造もしています。

1884年に創業した長崎造船所は、1917年に三菱合資会社から独立して三菱造船株式会社となりましたが、後に業務多角化に伴い三菱電機・三菱航空機などを分社化しています。そして、1934年に三菱造船と三菱航空機が合併して三菱重工業が創設されることになるのです。また、1945年戦後GHQの財閥解体で東日本重工業・中日本重工業・西日本重工業に分割されましたが、1964年に3社は再統合し再び日本最大規模の重工業メーカーとして復興を成し遂げています。

2007年には、H-IIAロケットの打ち上げ業務と商業打ち上げ受注業務をJAXAより移管されて、航空宇宙事業本部の名古屋航空宇宙システム製作所・名古屋誘導推進システム製作所で生産を行いました。2008年には、三菱航空機株式会社を設立して、次世代リージョナルジェット機MRJを本格的に開発・販売活動をスタートし、2015年に飛行試験機初号機の飛行を初めて実施しました。

三菱重工業に関する評判

日本最大規模の重工業メーカーと言われる三菱重工業株式会社が、1994年に青少年たちが科学技術に触れ大きく夢を膨らませる場になることを願って設立したのが「三菱みなとみらい技術館」です。三菱みなとみらい技術館は、航空宇宙・海洋・交通と輸送・くらしの発見・環境とエネルギー・技術探検と言ったゾーンに分かれていて、最先端の技術を実物や大型模型などで紹介しています。また、トライアルスクエアというオリジナルの体験型展示があって、ものづくりのプロジェクトに接することができ、大変評判となっています。

三菱みなとみらい技術館で人気なのは、飛行機の操縦体験が可能な「MRJフライトチャレンジ」や、ヘリコプターのシミュレータ「スカイウォークアドベンチャー」です。また「スペース・プロジェクト」という月面資源採掘船の開発プロジェクトに参加できるものや、会話や体操ができるコミュニケーションロボット「wakamaru」も人気です。

三菱みなとみらい技術館は、日常生活では触れる機会が少ない科学技術を、体験型の展示で楽しみながら学べて科学技術の芽が育つと来場者に評判です。「小学校入学前の小さな子どもでも大満足できる」、「施設内の設備が整っていて便利」といったお母さんの声も多く聞かれ、この点からも評判の高さがうかがえます。